北海道新幹線が開業して早いものでもうすぐ8年。
新青森までは新函館北斗から57分、1時間を切って
それまでの特急の約半分の所要時間となり近くなるはず・・・でした。
でも、自分の実感としては「新幹線開業後、青森は遠くなった」。
過去には、日帰りで三内丸山遺跡を見に行ったり、
ねぶた祭りを見に行ったり、棟方志功記念館へ行ったりと
青森へ出かける機会がちょくちょくありました。
でもそういう機会はほとんどなくなりました。
何故かな〜と、少し考えてみました。
まず第一に、駅までのアクセス時間が増えたこと。
これは自分の家の立地によるのですが
車で20分以上余計にかかるようになりました。
あとは金額の問題。新幹線はやっぱり高い・・・。
特急の時より約4割高。
青森へ行く手段は新幹線かフェリーのみ。
フェリーは安いけど時間がかかるし、天候にも左右される。
それと、切符が非常に買いにくくなった。
かつては駅にJRの旅行センターがあって
切符+αの格安日帰りフリープランを販売していて
お安く青森へ行けました。
割安になる特急列車の回数券もあったし、フリー切符もあった。
でも今は、日帰りフリープランはほとんど見なくなり
全て宿泊込みのプラン。
宿泊込みなら青森じゃなくて、もっと遠くへ行こうとなる。
安く切符を購入したければネットの早割しかないし。
早くから計画を立てないといけないので、融通が利かず面倒。
思い立ってぶらっと出かける・・・という旅には不向き。
自分としては、新幹線の切符が高い、買いづらいという所が
青森が遠くなった一番の原因のような気がします。
本当はもっとお気軽に青森へ行きたいのだけど・・・。
青森の人も同じように思っているかもしれないですね。
「函館、北海道が遠くなった」って。
(湯の川温泉街のステンドグラスの外灯、夕陽を受けて)

(ハリストス正教会)

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posted by mayphoto at 12:00
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雑記